ごあいさつ

鉄道分岐器は鉄道の誕生とともに歴史を歩み始め、鉄道の発展とともに飛躍的に技術を向上させてきました。
世界でもトップクラスの鉄道技術と高い安全性を誇る日本。分岐器は、鉄道の距離を延ばし、方向を広げ、鉄道の発展を支えてきました。
今日、鉄道は私たちの社会生活に欠かせないインフラのひとつであり、旅客・貨物の重要な輸送メディアです。人や物資、情報がこれまでにないスピードと量で往来し、産業全体により速さと高い質を求められる21世紀、鉄道には、いかに早く、遠くへ、安全に運べるかが問われる時代です。列車のスピードアップ、安全性、快適さの向上は、車両、レール、そして分岐器の精度の向上がなくては達成しえません。当社は、加速する鉄道の発展と高速輸送時代のニーズに柔軟に対応しながら、分岐器分野の新たな可能性に取り組んでいます。
当社は、1995年に全長約135m、直線側が時速270km/h、分岐線側が160km/hで通過する日本最大の38番分岐器を手がけた技術と経験を持っています。精密な技術と同時に、信頼のある優れた製品は確かな人の手、人の目がなければ築き上げることはできません。新技術に積極的に向き合う一方で、お客様の現場まで生産者自身が足を運ぶなど品質の検査とアフターケアにも力を入れています。それは製造だけにとどまらず、正しく安全に起動し続けるまでを確認することが、私たち分岐器メーカーの責任だと考えるからです。

都市と都市、人と人、情報をより早く快適に結びつけるために、さまざまな出会いを実現させるために。無公害の輸送メディアとして鉄道への期待が高まるなか、当社は培われた技術を駆使し分岐器の新時代を拓いていきます。

代表取締役社長鯛 康一